てげてげせんせー

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    3年A組:長いレールを敷いてやる

    今週もこの時間がやってきましたよ!

    3年A組〜、ひいらぎせんせー😇(金八先生風で)

     

     

     

    3歩先しか見えていない彼らに長いレールを敷いてやるのが教師の務め」

     

    柊先生、

    本当にそうだろうか?

     

    長いレールは、敷いてあげるものだろうか?

    長いレールを敷けるようにするものではないだろうか?

     

    3本先しか見えてないのであれば、

    4本先が見えるようにしてあげるのが、

    教師の務めではないか。

     

    どうだろう?

     

    現代の社会のシステムとして、大学に入るために高校時代があり、就職するために大学に行く。

    その手前にある大学入学がひとつのゴールのように掲げられてしまうシステムへの問題提起が込められているのだろう。

    それと同時に、より深く将来を見据えること、つまりは、“選択肢”を信じることを提示しているようにも思える。

    大学に入ってつぶれてしまう生徒を「自己責任」という便利な言葉で片付ける武智に対し、柊が全身全霊を込めて語る「三歩先しか見えていない彼らに、長いレールを敷いてやる」ことが教師のすべきことだという言葉。

    長いレールとは、闇雲に続く決められた一本のレールではなく、どこまでも続けることができる“選択肢”という複数のレールのことであり、生徒自身が選べる将来の可能性のことだ。

    それは必然的に、先週の柊の“教え”である「上辺だけで物事を見るな」につながる。

    『3年A組』澪奈の死にまつわる真相が徐々に明らかに 菅田将暉が生徒たちに説く“将来の選び方”(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース

     

     

    長いレールは、敷いてあげるものではない。

    長いレールを敷けるようにするものだと思う。

    それは、複数のレールであり、全てがゴールに向かうひと続きになっているもの。

    自分の人生のゴールは何か?

    だったら、こうしてみたら?

    と選択肢を示してあげることも含めて、

    長いレールを敷けるようにするもの。

    ただし、

    長いレールを敷いてあげるだけではダメ。

    長いレールを敷けるようにするものだ。

    自分の道は自分で決める。